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心のビタミン
2023年3月 今月の心のビタミン
小学生に胃潰瘍が発見されると聞いて驚いたのは、もうずいぶん前のことです。 「思春期挫折症候群」ということばがあるそうですが、大人の世界が病んでいるその影響が、子どもたちの心をゆがめ、異変を起こしているのかもしれません。 人生そのものに疲れ... -
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2023年2月 今月の心のビタミン
K.Iさんは、長崎県の島原地区で代々医者をしてきた家の7代目。地元で“I家”と言えば、医者の代名詞です。「地域社会で期待される役割、責任も意識させられる」というK.Iさんが、ご自身の信仰の見える形としてチャペル付きの産科・婦人科医院を開設した背景... -
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2023年1月 今月の心のビタミン
1999年10月に77歳で地上の生涯を終えられたクリスチャン作家の三浦綾子さんは、キリスト教との出会いについて、次のように語っています。 私がキリスト信者になった時、友人たちは「へえ~、あの人がクリスチャンになったの?」と、驚いた。なぜ驚... -
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2022年12月 今月の心のビタミン
街中がクリスマスカラーに彩られる季節となりました。クリスマスカラーというのは、赤色、緑色、白色、そして金色のことで、それぞれに意味があります。 赤色は、本当なら私たち人間が受けなければならない罪の罰を、イエス・キリストが身代わりとなって受... -
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2022年11月 今月の心のビタミン
同じものを見ても、感じ方、受け止め方は人それぞれだったりしますね。 犬を見て、可愛いと思う人もいれば、恐いと思う人もいます。恐いと思う人は、もしかしたら犬に噛まれた体験があるのかもしれません。 また、その時の状況によっても、感じ方、受け止... -
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2022年10月 今月の心のビタミン
私の趣味は落語で、大学生の頃は、浅草演芸場や上野鈴本、新宿末広亭など、定席と呼ばれる演芸場に通っていました。牧師になってからは、演芸場通いも途絶えていましたが、先日、地元宇都宮市の文化会館で行われた柳家喬太郎、春風亭小朝、春風亭一之輔の... -
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2022年9月 今月の心のビタミン
お餅やおせちなど、普段食べる機会の少ない正月料理で弱ってしまった胃腸を回復させるために、1月7日に七草粥を食べる習慣が残っています。この七草粥に使われるのが、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」で、これを春... -
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2022年8月 今月の心のビタミン
今から20年ほど前、渋谷のBunkamuraで、フランスのオルセー美術館所蔵のジャン・フランソワ・ミレーの「落穂拾い」や「晩鐘」が展示され、観に行きました。 ミレーは1850年代に活躍した写実主義絵画を代表する画家です。彼は特に、労働する農民の姿... -
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2022年7月 今月の心のビタミン
1998年、長野冬季パラリンピックの開会式で、スペシャルゲストとして招かれ、テーマソングやゴスペルを歌うレーナ・マリアさんの姿はテレビでも放映されたので、ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんね。 レーナ・マリア、彼女こそ、1987年...
